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メディカルアロマセラピストコース卒業
濱口 奈稚世さん

人の心と身体に寄り添える存在になりたいという願いが、学びの原点です

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資格の取得や、JOTでアロマを学んでみようと思われたきっかけをお聞かせください】 

幼少期より香りに強い関心があり、ドラッグストアに並ぶテスターを一つひとつ試すほど、香りの世界に魅了されていました。
大人になってからアロマトリートメントを受けた際、その心地よさと深い癒しに感動し、ラベンダーやスイートオレンジといった馴染みのある香り以外にも、多くの植物が精油として活用され、それぞれに異なる作用を持つことを知り、より深く学びたいという思いが芽生えました。
医療機関で勤務していた頃には、自身のケアとして月に一度、全身のアロマトリートメントを受けておりました。
心地よい香りとセラピストの手の温もりにより、心身ともに癒される体験を重ねる中で、「施術を受ける側」だけでなく、「癒しを届ける側」になりたいという思いが強くなりました。
その思いを形にするため、アロマセラピーを体系的に学べるJOTへの入学を決意し、資格取得を目指しました。
香りの力を正しく理解し、人の心と身体に寄り添える存在になりたいという願いが、学びの原点となっています。

 

JOTに通ってよかったこと、実際にご入学いただいていかがでしたか

入学した当初は、まだ明確な将来像がわからなかったため、自分に必要かどうか分からなかったオプションの単発講座も、卒業後に続けて受講できたことで、開業後の大きな助けになりました。
サロンを始めてしばらくすると、お客様が求めているものが少しずつ見えてきます。
そんな時に、ヘッドマッサージやフェイシャル、ベビーマッサージなど、必要な技術を追加で学べたことは、とても心強く感じています。
授業で学んだアロマクラフトの知識も、地域イベントに出店する際に役立っており、学んだことがそのまま現場で活かせる実感があります。
また、一般的なアロマセラピーだけでなく、医療の視点を踏まえた内容を学べたことで、卒業後に医療機関で講座や施術を担当する際にも、自信を持って取り組むことができました。
さらに、しっかり学んだことで、整形外科クリニックで患者さんのリハビリに携わる機会にも恵まれました。医師の管理のもと、理学療法士さんや柔道整復師さんと一緒にケアにあたる経験は、JOTで身につけた技術があったからこそできたことだと感じています。
JOTでの学びは、サロン運営だけでなく、医療や地域の現場でも活動の幅を広げてくれる、大切な土台になりました。

 

今現在の活用方法をお聞かせください

スクールで学んだ内容は、実技・座学ともに現在の活動でフルに活かしています。自宅サロンでは、当時習った手技をそのままメニューに取り入れ、全身トリートメントができる体制を整えています。
開業当初から60分〜120分のコースに対応できるよう、時間配分を工夫しながら施術を行っています。また、テキストはサロン内に常備し、必要なときにすぐ確認できるようにしており、時々復習しながら技術の質を維持しています。
介護施設への訪問では、利用者さまの体調によっては施術を行わず、お話だけで終わることもありますが、その際には授業で学んだ心理学、とくに傾聴のスキルが大いに役立っています。
学んだ知識が、施術以外のコミュニケーションにも活かされていると実感しています。

 

今後のビジョンについてお聞かせください

現在は看板を出さず、自宅の一室でひっそりと施術を行う"隠れ家サロン"として運営していますが、将来的にはきちんと看板を掲げ、より多くの方に安心して来ていただけるサロンとしてオープンできるよう、日々準備を進めています。
また、医療機関や介護施設へ訪問するたびに、セラピストの必要性を強く感じています。患者さんや入居者さんだけでなく、そこで働く職員の方々も含め、心身のケアが求められていると実感しています。
今後も継続して、現場で働く方々の負担を少しでも軽くし、寄り添える存在でありたいと考えています。前職の病院勤務では、多い日には1日に1,000人近い患者さんが来院されていました。
外来受付として丁寧な対応を心がけていても、一人ひとりに十分に寄り添うことが難しかったという思いが残っています。
予約をいただいてサロンに来てくださる時間は、お客さまとしっかり向き合える大切なひとときです。
施術だけでなく、カウンセリングを通してお話を丁寧に伺うことができるようになり、より深いケアができるようになりました。
自営業には大変なこともありますが、心に余裕を持ちながら仕事に向き合うことが、良い施術にもつながると感じています。
これからも、お客さまや現場の方々に寄り添いながら、心身のケアを続けていきたいと思います。


これから目指そうと思う方へ一言メッセージをお願いします

『アロマの知識を身に付けたい』という気持ちでJOTに入学し、当初は開業することはプランにありませんでした。
『人に触るの、怖いな』とさえ思っていましたが、始まってみると不安はすぐになくなり、毎回新しい知識が増えることが楽しみだったのを覚えています。
スタートラインはみんな一緒なので、大丈夫です。〝学んだ事をどう活かしていくか〟を考えるのも楽しい時間だと思うので、是非チャレンジしてみてください。

アロマセラピーを学んで、変わったことをお聞かせください

アロマセラピーを学んで一番大きく変わったのは、自分の体調に気づけるようになったことです。これまで使い方が分からなかった精油も、クラフト作りを通して日常に取り入れられるようになりました。
気分転換したい時にはルームスプレーを作ったり、むくみや疲れを感じた時にはブレンドオイルでセルフトリートメントをしたりと、学んだ知識とともに「自分でできるケア」が確実に増えました。アロマは、生活の中で自分を整えるための心強い味方になっています。


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アロマセラピストとして、心掛けていることをお聞かせください

施術に入るときは、できるだけ自然体でお迎えすることを大切にしています。
ご新規の方は、普段は見せない素肌を出していただくことも多く、コンプレックスを抱えて来られる方もいらっしゃいます。だからこそ、こちらもオープンな姿勢で、安心していただける空気づくりを心掛けています。
普段からメイクは薄めにし、アイメイクはしない、髪や爪も自然に整えるだけ。時には自分の素肌も見せながら、「同じ目線で寄り添う」という信頼関係を大切にしています。
お客さまが心を開きやすい環境をつくることが、セラピストとしての第一歩だと感じています。



《 Profile 》
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濱口 奈稚世 Nachiyo, Hamaguchi

メディカルアロマセラピストコース卒業
メディカルアロマセラピスト、クリニカルアロマインストラクター

約10年間、総合病院で医療事務として勤務し、医療現場での経験を積む。
30代以降の働き方を見つめ直したことをきっかけにJOTへ入学し、アロマセラピーを本格的に学ぶ。卒業後、自宅サロン・リラクゼーションサロン Nancyを開業。
サロン運営と並行して、小児科クリニックでのご家族様向けアロマハンドトリートメント、整形外科リハビリ室でのケアを担当。
医療機関からの依頼に応じ、ハンドトリートメントやアロマクラフト講座の講師としても活動を広げる。
現在は、中河内医療圏のがん患者サロンや病院職員向けのハンドケア講座を中心に、週1回の老人ホーム訪問で入居者・職員への施術や心理的ケアも行う。地域イベントにも積極的に参加し、アロマ施術・クラフト・物販を通して地域活性にも取り組んでいる。

 

※本記事の内容は取材当時の情報に基づいています   

 

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